12 飲み物について
毎日のお茶とビールのちょっと役立つ話
■朝はせん茶、昼は番茶、夜はほうじ茶がピッタリ
日本茶にはさまざまな種類がありますが、
毎日のお茶といえばこの3つ。
決まりはありませんが、1日の中で上手に飲み分けると、
よりお茶がおいしくなりますよ。
たとえば、朝ならシャキッと目が覚める渋めのせん茶、
昼食後は香りや味がスッキリした番茶、
夜はカフェインやタンニンの少ないほうじ茶。
家族や来客にもこんなぐあいにその場にあったお茶を入れると、
さりげなく心づかいが伝わります。
■せん茶のお湯は茶碗に注ぎ急須に移すと適温に
お茶といえば一般的にせん茶ですよね。
せん茶は渋みと甘みのバランスが味わいで、
入れるお湯の温度で味が変わります。
90℃ほどの高温でいれると渋みが強く、
60~70℃の低めの温度でゆっくり抽出すると
甘みが強くなります。
その中間の 80℃くらいが、渋みと甘みのバランスが
いい温度なのです。
ポットからいったん茶碗にお湯を注いで急須に移しかえると、
ちょうど適温になりますよ。
■しけったせん茶は軽く炒って自家製ほうじ茶に
せん茶はパックを開封したら、2週間から
せいぜい1カ月で飲みきらないと風味が落ちます。
残ってしけったお茶は軽く炒ってほうじ茶にすると
おいしく飲めますよ。
加熱しすぎると苦みがでるので、フライパンや鍋で
色や香りを確かめながら炒るのがコツ。
また、いただきものなどでお茶がたくさんあるときは、
パックのまま冷蔵保存するのがいいですね。
使うときは室温に戻してから開封すると、
結露でお茶が傷むのを防げますよ。
■「番茶も出ばな」。安いお茶もひと工夫で香り高いお茶に
「番茶も出ばな」とは、安いお茶でも1せんめは
おいしいことから、どんな女性も年ごろになればきれい、
という女性には失礼なもののたとえです。
とはいえ、実際に安い茶葉もいれ方ひとつで、
高価なお茶に負けないほど香り高くなりますよ。
コツは茶葉をいつもより多めに使い、
やや高温のお湯でいれること。
1人分で小さじ山盛り2杯くらいを目安に試してみてください。
■安いお茶で夏においしい水出しせん茶
安いせん茶は、夏なら手軽な水だしせん茶で
味わってみてもいいですよ。
1人分で小さじ山盛り2杯くらいを目安に
ポットに入れて冷水を注ぎ、
2人分なら20~30分、4人分なら30~40分ほど
抽出すると飲みごろになります。
長く抽出しすぎると渋みが出るので注意です。
■出がらしの茶葉は乾燥してお茶パウダーに
香りのいい高価なお茶の出がらしは、
捨てずにもうひと工夫して使いましょう。
出がらしをフライパンで炒って乾燥させ、
すり鉢かフードプロセッサーで粉末状にします。
お茶漬けや天ぷらにふりかけたり、
アイスクリームなどお菓子のトッピングにいい
緑茶のパウダーです。
■ふたなし沸騰で水道水もおいしく飲める
お茶のおいしさは、いれる水に左右されます。
水道水はカルキ臭が気になるので、お茶には使わない
という人もいるのではないでしょうか。
でも上手に沸かせば大丈夫なんですよ。
コツはやかんのふたを取って火にかけ、
沸騰したらしばらく沸かしっぱなしにしておきます。
塩素などが蒸発してにおいも消え、普通に沸かすよりも
おいしく飲めますよ。
■沸騰した湯は注ぐ前にやかんを回すとふき出さない
沸騰した湯をやかんからポットなどに注ぐとき、
お湯が勢いよくふき出して飛び散ることがありますよね。
はねてヤケド。なんてこともあります。
そこで、注ぐ前にひと呼吸。
ふたをふきんで押さえながら、やかんを数回、ゆっくりとまわします。
そうするとお湯を注ぐときにふき出すのを防げますよ。
■麦茶のパックは楊枝で穴をあけるとしっかり煮出せる
麦茶は日本の夏の風物。
昔の炒った麦をそのまま煮出した麦茶は
コクと香りがあっておいしかったという声をよく聞きます。
今は便利なパック麦茶がほとんどですが、
煮出す前にパックに楊枝で穴を何か所かあけておくと、
やかんの中でぷかぷか浮いたり、破裂することなく
しっかり成分が煮だせます。
また、麦茶は沸騰した湯から入れて煮だすのも
昔ながらの作り方です。
麦茶の麦は体の熱を下げる作用があり、
ノンカフェインで胃にもやさしい、
夏バテの体にぴったりの飲み物なんですよ。
■ビールを急いで冷やしたいときは水に浸して冷蔵庫へ
1日の終わりに飲む冷えたビールはたまらなくおいしいものです。
最もおいしい温度は夏で 6~8℃、冬は10~12℃といわれ、
飲む3時間ほど前に冷蔵庫に入れるとちょうど適温になります。
でも、うっかり忘れて急いで冷やしたいときは、
缶やビンをを水に浸して、底を軽くふいてから冷蔵庫へいれましょう。
そのまま入れるより断然早く冷えますよ。
■ボトルクーラーの氷には塩をひとふり
缶やボトルの飲料を氷で冷やすときは、
氷に塩をふって全体を混ぜてからがいいですよ。
氷が一気に氷点下まで冷え、飲み物が早く冷えます。
キャンプやパーティーなどで大量のビールや
ジュースを冷やしたいときなどにおススメです。
■インスタントコーヒーは加熱すると風味がアップ
インスタントコーヒーもひと手間で本格派の香りになりますよ。
テフロン加工のフライパンにインスタントコーヒーを入れ、
弱めの中火で軽く炒るだけで炭火焼コーヒーのような香りがします。
ただし焦げると苦くなるので注意。
香りがしてきたら火を止めます。
鍋に水とインスタントコーヒーを混ぜ、火にかけるだけでも香りがアップ。
カフェオレにもおススメですよ。

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